| ◆1904年2月 日露開戦！いち早く世界に戦況を知らせた英字新聞JWM◆
明治2年に創刊されたJapan Weekly Mail紙は、日本を代表する英字新聞として20世紀になってもその重要性を増し、大幅に頁数を増強した紙面で、政治、外交、経済、社会から文化まで、充実した情報を日本から世界へ発信し続けます。英国系新聞であった本紙は、日英同盟を軸に海外への発言力を高め、アジア進出を図る日本と西洋間のメディアとして親日的姿勢を維持しながらも極めてユニークな報道を続けます。
特に今回の第8回配本(1904-1906年)は、日露戦争開戦からポーツマス条約の成立、その後の不平等条約の改正など日本と西欧の関係が激動した時代であり、その間日本に関する海外世論の形成にも、本紙を代表とする日本発の英字新聞が一定の役割は果たしたと考えられています。こういったこの時代の特徴的報道とともに、定評ある船舶、貿易統計や日本アジア協会での講演、外国人向けのスポーツ、娯楽に関する情報、外資系商社・企業の総会の報告、各国領事館管轄裁判所での裁判など、本紙からしか得られない明治期の日本と海外の関わりに関する記事も満載です。
日本近代史、国際政治史、中国・朝鮮政治史、東西文化接触等々、あらゆる側面から明治日本を研究するための史資料として必携の文献です。
◆シリーズ既刊 〜 好評発売中 〜◆
第1回配本: 1870〜1874 全10巻 + 別冊 (増刷出来)
●￥348,000 (税込)●2010年9月刊行●約4,850頁
ISBN: 978-4-86166-020-7
別冊：『ジャパン・ウィークリー・メイル』について」斎藤多喜夫（元横浜開港資料館調査研究員）＋記事見出し索引
第2回配本: 1875〜1879 全13巻 + 別冊 (増刷出来)
●￥348,000 (税込)●2006年9月刊行●約7,060頁
ISBN: 978-4-86166-021-4
別冊：「初期『ジャパン・ウィークリー・メイル』と明治政府」浅岡邦雄（中京大学）＋記事見出し索引
第3回配本: 1880〜1884 全12巻 + 別冊 (増刷出来)
●￥398,000 (税込)●2007年10月刊行●約6,990頁
ISBN: 978-4-86166-022-1
別冊:「英字新聞の船舶情報欄」伊藤久子（元横浜開港資料館調査研究員）+ 記事見出し索引
第4回配本: 1885〜1889 全10巻 + 別冊 （増刷出来）
●￥398,000 (税込)●2008年9月刊行●約6,300頁
ISBN: 978-4-86166-023-8
別冊：「日本文学ことはじめー『ジャパン・ウィークリー・メイル』に於いて」生野摂子（鶴見大学名誉教授）＋記事見出し索引
第5回配本: 1890〜1894 全14巻 + 別冊 （増刷出来）
●￥398,000 (税込)●2009年9月刊行●約7,200頁
ISBN: 978-4-86166-024-5
別冊：「明治初期生糸取引における横浜外国商人の実相ー居留地貿易史料としての『ジャパン・ウィークリー・メイル』」井川克彦（日本女子大学教授）＋記事見出し索引
第6回配本: 1895〜1899 全13巻 + 別冊
●￥348,000 (税込)●2010年9月刊行●約7,700頁
ISBN: 978-4-86166-025-2
別冊：「明治初期の『ジャパン・メール』と『横浜毎日新聞』」上田由美（横浜開港資料館調査研究員）＋記事見出し索引
第７回配本: 1900〜1903 全12巻＋別冊
●￥348,000 (税込)●2011年10月刊行●約5,700頁
ISBN: 978-4-86166-138-9 別冊：記事見出し索引
第8回配本: 1904〜1906 全12巻＋別冊 [2012年秋配本]
●￥348,000 (税込)●2012年9月刊行●約4,700頁
ISBN: 978-4-86166-139-6 別冊：記事見出し索引
■シリーズ続刊予定〜 ご予約承り中 〜
Japan Weekly Mail (Part 9-11)
第９回配本: 1907-1909 (c.12 vols.) c.5,000pp. 予定価格￥348,000（税込）2013年10月 ISBN: 978-4-86166-140-2
第10回配本: 1910-1912 (c.12 vols.) c.5,000pp. 予定価格￥348,000（税込）2014年10月 ISBN: 978-4-86166-141-9
第11回配本: 1913-Oct.1917 (c.14vols.) c.5,500pp.予定価格￥348,000 （税込） 2015年10月 ISBN: 978-4-86166-142-6
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